外来診療担当表
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
| 午前 | 藤田 茂之 | 藤田 茂之 | 藤田 茂之 | 藤田 茂之 | – |
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| 午後 | – | – | 藤田 茂之 | – | – |
担当医紹介
部長・顧問:藤田 茂之 (ふじた しげゆき)
和歌山県立医科大学 名誉教授
日本口腔外科学会 専門医・指導医
私は20年以上にわたり、大学病院等で「しびれ」や「感覚の違和感」に悩む患者さまの診療に携わってまいりました。これまで160症例を超える顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた精密な神経修復手術を行っております。
その手術実績と治療成績は、欧米の大学によるA Systematic Reviewメタアナリシス(世界中の研究をコンピューターで分析した信頼性の高い学術報告)により、その卓越性が客観的に評価されています。(4000以上の論文の中から厳選され、優れた臨床成績である認められた6編~28編の論文に私の複数論文が選ばれています。)
この国際的な評価により、日本国内はもとより、イギリス、アメリカ、カナダ、メキシコ、インドネシアなど海外からも重篤な舌神経障害に悩む患者さまが来院され、治療を受けられています。
これらの知見を活かし、安全な抜歯から高度な再建手術まで責任を持って担当いたします。
・For Patients Seeking Microsurgical Nerve Repair from Overseas please click here (English)
(海外から神経修復術を希望される患者さまは上記をクリックしてください)
診療内容のご案内
三叉神経障害
(舌・あごのしびれ、麻痺)
持病のある方の抜歯
親知らずの抜歯
お口の腫瘍(しゅよう)
と嚢胞(のうほう)
薬剤性顎骨壊死
(がっこつえし)
顎関節(がくかんせつ)疾患
1.三叉神経障害(舌・あごのしびれ、麻痺)
抜歯やインプラント治療の後に、「舌やあごがしびれる」「味が分かりにくい」といった症状が出ることがあります。
当科では、精密な知覚検査(Clinical Neurosensory Testing :CNT)やTinel検査を行い、必要に応じて顕微鏡を用いた神経修復手術を行います。
その手術実績と治療成績については、欧米の大学によるメタアナリシスにて、最後に残った数個の優秀な成績の論文としてその卓越性が客観的に評価されています。
(以下に提示したメタアナリシスの総説論文をごらんください)。
1)J Oral Maxillofac Surg. 2024 Oct;82(10):1212-1223. doi: 10.1016/j.joms.2024.07.002. Epub 2024 Jul 5.
Evaluating Lingual Nerve Repair Outcomes: A Systematic Review. Tyler Jacobs , Saad Mohammed , Vincent Ziccardi
2) J Craniomaxillofac Surg. 2026 Feb 24;54(5):104482. doi: 10.1016/j.jcms.2026.104482.
Outcomes, interventions and timing in permanent lingual nerve injury: a systematic review with meta-analysis and workflow proposal. A Systematic Review.
Federico Bolognesi , Veronica Scocca , Federico Biglioli, Giovanni Dell’Aversana Orabona
神経の回復には、症状が出てから「3ヶ月〜6ヶ月以内」の適切な治療が大切です。
「様子を見ましょう」と言われた場合でも、違和感が続く際は早めにご相談ください。
- 米国の三叉神経修復の権威(シカゴ大学ミルロー教授)が三叉神経障害に悩む患者への対処を纏めた箇条書きが公表されていますので、関心のある方は、ここをクリックしてください。
- 三叉神経障害の症状に合わせた専門的な治療を40年以上にわたり、専門的に行ってきました。
私のしてきた三叉神経障害に関係する実績を知りたい方は、ここをクリックしてください。
2.持病のある方の抜歯・親知らずの抜歯
超高齢社会となり、血圧のお薬や、血をサラサラにするお薬を服用されている方が増えています。
当科では、かかりつけの医科の先生と連携し、全身状態を確認しながら慎重に抜歯を行います。
また、斜めに生えたり顎の骨に埋まったりしている「親知らず(智歯)」の抜歯も多く行っています。
あごの中を走る神経を傷つけないよう、3D-CTによる正確な診断のもと、安全な抜歯を心がけています。

3.お口の腫瘍(しゅよう)と嚢胞(のうほう)
お口の中には良性の腫瘍だけでなく、がん(悪性腫瘍)が生じることもあります。
当科では組織検査などを行い、個々の患者さまに最適な治療を選択します。
また、あごの骨の中にできる「嚢胞(病的な袋状のもの)」の摘出手術も行っています。
4.薬剤性顎骨壊死(がっこつえし)
骨粗鬆症やがんの治療で「骨を強くするお薬」を長年服用されている方の中に、あごの骨が露出したり膿(うみ)が出たりする症状が見られることがあります。
当科では医科の先生と連携し、進行度に合わせて顎骨の切除や再建など、適切な外科処置を行います。
5.顎関節(がくかんせつ)疾患
「口が開かない」「あごを動かすと音がする・痛む」といった顎関節症に対し、マウスピース等の保存的な治療から、関節内を洗浄する治療(アルスロセンテーシス)、あるいは細いカメラを用いる「顎関節鏡手術」まで、症状に合わせた専門的な治療を40年以上にわたり、専門的に行ってきました。
その顎関節疾患についての実績を知りたい方は、ここをクリックしてください。

開業歯科医の先生方へ(病診連携のご案内)
地域の先生方との緊密な連携を大切にしております。
以下の症状がある患者さまがいらっしゃいましたら、ぜひ当科へご紹介ください。
神経損傷が疑われる場合: 知覚検査(CNT)の結果に基づいた共同診療を行っております。
難易度の高い抜歯や顎骨疾患: 基礎疾患のある方の抜歯、重篤な顎骨壊死、手術が必要な顎関節症など、幅広くお引き受けします。

お問い合わせ・ご予約
受診を希望される方は、当院の地域連携室を通じてご予約いただくか、紹介状をお持ちの上ご来院ください。












