内科

内科について

内科全般の診療とともに消化器、循環器、呼吸器、内分泌・糖尿病などの専門外来の充実

地域性から高齢者の内科疾患を中心に一般内科疾患から各専門領域まで幅広い疾患に各医師が対応しています。

主な対象疾患と診療内容

当院の内科は現在3名の常勤医師と6名の非常勤医師により内科疾患全般の外来及び入院診療を担当しております。地域性から、当院は高齢者の内科疾患が多い傾向にあります。高血圧、脂質異常症、高尿酸血症などの一般内科診察の他に、専門性のある分野として消化器内科、糖尿病内分泌内科、呼吸器内科、膠原病内科の専門外来を行っております。
各診療科が各領域のガイドラインに準拠し診断、治療を進めてまいります。また当院で診断や治療が困難な場合は近隣の大学病院(大阪大学付属病院や大阪医科薬科大学病院)や急性期病院と随時連絡を取り、診断、治療にあたっております。
一般内科
一般内科外来では新型コロナやインフルエンザ、胃腸炎などの急性ウイルス性疾患、肺炎(誤嚥性肺炎を含む)、尿路感染症などの細菌感染症の診断や治療、また高血圧や脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病に対する投薬治療や生活指導を行っております。
また、どの診療科を受診すればよいか分からないような非特異的な症状の場合も一般内科にて初期診療を行い、診察や検査の結果、必要であれば適切な診療科を紹介しております。

-このような症状があれば一般内科を受診してください-
熱がある、のどが痛い、体がだるい、血圧が高い、健康診断で異常を指摘された等

消化器内科
当院は消化器病専門医、内視鏡専門医、肝臓専門医が常勤医師として勤務しております。腹痛や下痢、食欲不振、健診での検査値や画像の異常(肝腫瘍、膵腫瘍、膵嚢胞性腫瘍、胆のうポリープ)等に対して上部内視鏡、腹部超音波検査、CT、MRIなどによる各臓器の精査を必要に応じて行っております。肝疾患では肝がんに対する冠動脈塞栓術、B型・C型慢性肝炎に対する経口薬治療、肝硬変に対する内服治療や画像診断などを行っております。また、内視鏡センターを設置し、上下部内視鏡による消化管の精査の他、吐血、下血、血便に対する止血術、胃大腸ポリープに対するポリペクトミーや内視鏡的粘膜切除術(EMR)、早期胃がんや早期大腸がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、胃ろう(PEG)の造設や交換を行っております。総胆管結石による胆管炎、膵がんによる閉塞性黄疸などに対しては側視鏡を用いて逆行性膵胆管造影(ERCP)や乳頭切開術(EST)、ドレナージチューブの留置、砕石術などをガイドラインに従い行っております。

-このような症状があれば消化器内科を受診してください-
腹痛、下痢、食欲不振、便に血が混ざる、胃が痛む、胸やけ、嘔気、食欲低下等

糖尿病内分泌内科
糖尿病内分泌内科では糖尿病に対して内服治療、インスリン治療を行っております。持続血糖測定器での管理も必要に応じ行っております。その他、睡眠時無呼吸検査を行っており、適応があればCPAPの治療も開始します。周りの人にいびきや無呼吸を指摘されたことがある方は一度ご相談ください。

-このような症状があれば糖尿病内分泌内科を受診してください-
口が渇く、頻尿、健康診断で血糖が高めと言われた方、すでに糖尿病と診断された方、一度糖尿病の治療を途中で投げ出した方も受診ください。

呼吸器内科
常勤医師(日本呼吸器学呼吸器専門医)、非常勤医師(呼吸器内科専門医)により火曜日、水曜日、木曜日に診療を行っております。肺感染症、悪性疾患、肺気腫、ぜんそくなどの診断や健康診断で肺に異常を指摘された等の診断、治療を行っております。

-このような症状があれば呼吸器内科を受診してください-
咳が続く、息苦しい、胸が痛む、健康診断で肺の異常を指摘された等

膠原病内科
非常勤医師(膠原病専門医)により月曜日(午後)に診療を行っております。不明熱や慢性関節リウマチ、各種膠原病の診断や治療を行っております。

-このような症状があれば膠原病内科を受診してください-
原因の分からない熱が続く、関節痛がある等

内視鏡センター 手術・検査実績

2023年度2024年度2025年度(9/30まで)
内視鏡手術344265107
EMR32247
ESD13136
ERCP27154
大腸ポリープ切除25118071
止血術(上部・下部)1364
異物除去352
EIS200
PEG造設11123
PEG交換324420
イレウスチューブ挿入533
内視鏡検査1,020968443
上部内視鏡検査818759356
下部内視鏡検査20220987
合計1,3641,233550